インフレターゲット [経済]
R25に掲載された記事
「景気回復を狙い撃ち!?「インフレターゲット」って何?」 星野陽平
に田中秀臣氏が噛みついている。
よく読んでみると、元々噛み合わない池田信夫氏の解説を、田中氏が気に入らなくてイチャモンを付けているという印象を受ける。星野氏の記事の中で、
という記述を"インフレターゲット"への反論と解釈しているようだが、星野氏の記事は「今の経済状況下で、(ハイパーインフレの危険無しに)インフレを起こす魔法はない。」と解釈するのが普通だろう。私は池田信夫シンパではないが、田中氏の解釈は被害妄想的な勘違いだと思う。
また、田中氏は「ハイパーインフレはあり得ない」と書いているが、ハイパーではない10%程度のインフレでも、今の雇用環境では国民生活に大打撃となるだろう。その程度のインフレは円が暴落すればすぐに起こる。問題は2~3%以下という都合の良いインフレに制御できるかどうかであって、ハイパーインフレを持ち出して「大丈夫」と言われても、それは学者の理屈でしかない。
ところで、28日の池田信夫氏のブログでは、「リフレ派との論争には決着がついた」と書かれている。各国の中央銀行が人為的インフレ政策をとらなかった事で「決着」がついたとは言えないと思うが、少なくとも、弱った経済の中で人為的にインフレを起こすよりは、多少のデフレなら放置した方が安全な選択だということなのだろう。
日本の場合90年代までは資産デフレだったが、今は技術デフレ(技術の劣化により競争力を喪失する)なので金融政策ではいかんともしがたい。







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